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06 仕立ての技

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「プロと素人の作品の一番の違いは何ですか?」と縫製のプロに聞きました。すると答えは意外と簡単で「アイロン」でした。

プロの方は、縫い始めてから縫い終わるまで、途中で何度もこまめにアイロンをかけるそうです。たとえば、縫い代を割ったり、倒したり、三つ折にしたりする場合でも、指で押さえるだけでなく、面倒でも必ずアイロンをかけます。
またそのアイロンがけに仕立ての技がありました。水を十分に含ませた筆で、部分的にしっかりと折り目を付けたい箇所をなぞります。そしてその上からアイロンをかけるのです。

この話を聞いたときに、クリーニング屋さんにもアイロン時の水分の重要性について聞いたことを思い出しました。いったん乾ききってしまった衣類に、いくらアイロンをかけても、もうシワはのびません。ビショビショに濡れた状態から、強力なバキューム式アイロン台の上で一気にアイロンをかけるそうです。アイロンがけには水分が必要なんだと教えられました。

筆を使う・・・簡単なことですが、効果絶大です。ぜひお試しください。