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14 私の手縫いの仕方

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持ち手の取り付け方には色んな方法がありますが、今回は手縫いの仕方についてご紹介します。革の手縫いには、針を2本使う縫い方もありますが、持ち手をつける程度なら1本の針で返し縫いか並縫いで十分だと思います。

ここで使う道具です。左から、ゴム板、手縫い用麻糸、手縫い用ロウ、手縫い用針、菱ギリ、1本菱目打、4本菱目打、ボンド(Gクリヤーが透明でおすすめ)です。

1希望の長さに切った革テープを用意します。
ここではPeachmadeオリジナルの2cm幅の革テープを用意しました。角は丸くカットしてあります。topics13をご参照ください。

2、今から、菱目打を使って穴をあけていきますが、はじめに目印となる線をひいておきます。私は端から3ミリを目安にしています。写真では線がずれています(苦笑)。皆さんはもっと綺麗にひいてくださいね。
目打などで型を付けてもいいですが、ここでは銀ペンを使用しました。銀ペンは書いた後、布などでこすると消えてくれるので便利です。

左が4本菱目打2mm幅、右が1本菱目打2mm幅です。目打はこのほかに、平目打というものもあります。
菱目打はその名の通り、菱型に穴をあけることが出来、縫い目を斜めに美しく仕上げることが出来るため、手縫い用とされています。4本以外に2本、3本、10本目打もあります。
菱目打がなければ、洋裁に使う目打ちでもOKですが、力が要ります〜。

3、さきほど引いた線の上に、4本菱目打をあわせて、木づちやかなづちでたたいて穴をあけていきます。裏側まで貫通させます。
その時に下に敷くものですが、カッティングマットでは硬いし、薄いのでゴム板がおすすめです。ゴム板は適度な弾力があり、菱目打が奥まで入っていきやすいので、穴をシッカリとあけることが出来ます。

4、端の1穴を重ねてやれば、穴の間隔を均一にすることが出来ます。

5、幅が狭いところや、カーブには、1本菱目打を使います。

6、穴があきました。ところが、後でよく見るとあいていない箇所が所々あったりします。そんな時は、もう一度打ち直してもいいのですが、そのところだけを菱ギリを使ってあけ切って下さい。また菱ギリは、手で押し込んで使うため音が出ません。夜間の使用にも便利です。topics10「持ち手の付け方あれこれ」でご紹介している「ステッチ&カシメガイド」を使って穴をあける場合にも菱ギリがおすすめです。実は私、結構菱ギリ使ってます・・・・。

7、次に糸と針の準備をします。まず、麻糸はそのままでは毛羽立っているため、ロウを2、3回ひきます。
ロウをひくことによって、毛羽立ちがおさえられ、強度が増し、糸の通りもよくなります。

8、裁縫の場合なら、針穴に糸を通すだけですが、手縫いでは糸を強く引くため、針穴から糸が抜けないように糸をからめてやります。
針穴に糸を通す前に、端から5cmぐらいのところを持ちます。

9、端から5cmぐらいところを、糸のよじれている方向と逆によじります。

10、その間に針を刺します。(1回目)

11、そしてさらに長い方に向かって1cmほど離れたところに同じ要領で針を刺します。(2回目)

12、そして、さらに1cmほど離れたところに針を刺します(計3回)

13、ここでやっと針穴に短い方の糸を通します。

通りましたっ。

14、糸を針穴の方向に向かって引っ張ります。

15、糸が3回からんでくれました。引っ張っても抜けません。もう一方の端は、玉結びをしてください。
これで針と糸の準備が出来ました。

16、後はお裁縫の要領です。返し縫や並縫いの往復で縫っていきます。力の入れ加減や針の持って行く方向はすぐにコツがつかめると思います。
またあらかじめ布と持ち手をボンドで貼りあわせておくと、作業がしやすいです。
私もまだまだ練習中ですが、上手になってくると縫い目が美しく斜めに揃うようになります。